消化管微生物叢へのPCRディスバイオシス検査
次のような胃腸の不調および慢性の全身状態の方におすすめです。
自己免疫疾患
IBD / IBS
炎症
栄養不足
関節痛
粘膜バリア機能障害
腹痛
発熱と嘔吐
この検査で分かること
(最新のレーザー質量分析計MALDI-TOF用いた微生物の同定)
(ピンポイントの治療が可能となります)
GI360™では、腸内細菌叢をPCRで検出します。
ディスバイオシス※に寄与する腸内細菌叢の微生物の豊富さと多様性をビッグデータと照合して評価します。
ディスバイオシスインデックス(DI)は、患者の検体内の細菌の豊富さと多様性をビッグデータと照合して1〜5のスコアで表します。3を超える値は、正常なビッグデータと異なる微生物叢プロファイル(つまり、ディスバイオシス)であることを示します。
3を超えるDIが高いほど、検体はビッグデータから逸脱していると見なされます。
GI360™は、複数のリアルタイムPCRを使用して病原性細菌、ウイルス、および寄生虫の存在を識別します。 病原菌、ウイルス、および寄生虫の識別により、問題症状に関連する場合、治療戦略が組み立てられ患者の症状の改善が期待できます。
※ ディスバイオシスとは:ヒトの腸内には、およそ1000種類、約100兆個に及ぶ細菌が生息しており、ヒトの健康維持に重要な役割を果たしています。しかし、体調の変化など、何らかのきっかけにより、腸内細菌の総菌数が著しく減少することや、その構成比が変化してしまうこと、また、通常は菌数レベルの低い菌種が異常に増加することなど、正常な細菌構成が異常になることがあります。これらの異常を総称して、ディスバイオシスと呼んでいます。ディスバイオシスの原因としては、食生活の乱れ、感染などによる炎症、抗生物質の使用などが考えられています。
- 寄生虫を主として観察します
※ 寄生虫がいると腸管を傷つける
その他 - イースト菌
- 赤血球 出血の有無
- 白血球の有無
- 筋肉繊維の有無
- 植物繊維の有無
(多くの筋肉繊維、植物繊維の検視は分解、吸収不良がみれます) - 花粉の有無
- 便の色
- 粘液の有無
※このように、結果は見易く分かり易く検出された
悪性菌、問題点は赤色表示になります。
マーカーにより腸内環境に係る様々な因子への対応の必要性が検証できます。多くの対処法、治療は栄養療法により可能です。情報はお問い合わせください。
便中残存脂肪の検出の報告
便中残存炭水化物の検出の報告
便中残存筋肉繊維の検出の報告
便中残存植物繊維の検出の報告
(酵素の投与の判定に寄与します)
カルプロテクチンは最も使用されるIBDのマーカー
ラクトフェリンマーカー Lactoferrin
ラクトフェリンはFDA公認の炎症マーカー
リゾチームマーカー Lysozyme
(炎症マーカーの報告)
(免疫への治療の必要性の有無の検証)
アセテートAcetate
プロピオン酸塩 Propionate
バレレートValerate
短鎖脂肪酸の総量
(総量と酪酸のバランスが重要視される)
不顕性出血 Occult Blood
サプリメントによる治療が可能で、
米国機能性医療学会のサブ団体が
治療の手法を紹介します。
(オンラインEラーニングコース)
善玉菌の量
病原菌微生物菌の量の報告
境界性微生物菌の量の報告
イースト菌の量の報告
(ピンポイントの治療につながる)
検出された悪玉菌 培養 殺傷試験 効果判定報告
天然成分、処方薬剤の培養菌への投与結果が報告され、ピンポイントの治療の導入が可能となります。治療の手法のコーチングがオンラインでありますので是非ご利用ください。
ドクターズデータ社のGI360™検査
検体に関して: 医師の提案に基づき、1日、2日または3日間の採便が決定されます。
1日の採便でも2日、3日の採便でも同じ項目がカバーされますが、寄生虫を重点的に検出されるには2日もしくは3日の採便が勧められます。日本のように寄生虫が特に目的でなければ1日の採便で十分な情報が得られます。
検体作成に使用するジップロックバッグ | |||
医師の指示に基づき、1日、2日または3日間にわかって便を採取します。便を採取する前に以下の表を確認ください。 | |||
DAY1BAG | DAY2BAG | DAY3BAG | |
3日間の採取 | 初日の検体作成時に用います | 2日目の検体作成時に用います | 3日目の検体作成時に用います |
2日間の採取 | ✖ | 初日の検体作成時に用います | 2日目の検体作成時に用います |
1日間の採取 | ✖ | ✖ | このジップロックバッグのみ検体作成に用います |
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