Hair Elements 毛髪ミネラル検査
毛髪ミネラル分析によって、特にメチル水銀とヒ素など潜在的に有毒な金属への直近ないしは進行性の暴露に関する情報が得られ、そして特定の栄養素の時間平均濃度が得られます。この無侵襲のスクリーニング検査では、たった0.25グラムの毛髪しか必要としません。ドクターズデータ社は、必須ミネラルと有害ミネラルに関する分析を含んだHair Elements 分析結果と有害ミネラルに関する情報を拡充したHair Toxic Element Exposureプロフィール分析結果を提供しています。
ターンアラウンドタイム(検査結果が通常ラボに検体が到着してからの時間)4~6日
- 有害ミネラルへの暴露
- 過剰な魚摂取
- 脱毛症
- うつ
- 疲労感
- 吸収不良
- 高血圧
- 耐糖能異常
- 腎機能
- パーキンソン病様症状
- 性的不能やテストステロン産生の低下
- 視力障害
詳細情報
1972年以来必須ミネラルと有害ミネラルの検査の専門ラボであり、且つパイオニアであるドクターズデータ社は、毛髪を微量ミネラルの標準的な検査に使用する検査機関としての認証を、欧州委員会共同研究センターから得ました。
含有しているミネラルから見れば、毛髪は機能性組織と言うよりも、本質的に排泄組織であるといえます。症状やその他の臨床検査の結果と併せて毛髪検査を用いると、医師は、必須ミネラルと有害ミネラルの代謝異常と関連した異常の早期診断を可能にする情報を得ることができます。毛髪のタンパク質は毛包で合成されるので、その他の組織に変化を与えたり、平衡をずらしたりすることなくミネラルは毛包で永続的に毛髪に組み込まれます。髪の毛は検体として採取するのが容易で、月に平均1から2センチ伸びるので、時間ごとのミネラル代謝と有害ミネラルへの暴露の記録が得られます。
マグネシウム、クロム、亜鉛、銅、そしてセレンなどの栄養素は、数百の重要酵素の必須の補助因子であり、そしてビタミン群が正常に機能するのにも必須です。これらのミネラルの毛髪中濃度は、臓器やその他の組織中の濃度と相関しています。
血液や尿と比較すると、有害ミネラルは、毛髪中では200から300倍に濃縮されています。それ故、毛髪は、ヒ素、アルミニウム、カドミウム、鉛、アンチモン、そして水銀などのミネラルへの直近の暴露を検出する場合に用いる事が出来ます。CDCは、母胎と小児での魚貝類からの神経有害のあるメチル水銀への暴露のマーカーとして、毛髪中の水銀濃度の値を用いる事を認証しています。
最近では、技術、装置、そして科学的プロトコールの適用法が改善されたので、毛髪検査は、医師や患者に信頼のおける便利なデータを提供できる貴重な手段になっています。米国の環境保護庁は、毛髪検体が適切に採取されて信頼のおける技術者によって清潔で信頼のおける検査所で洗浄され、必要に応じて標準化され最善の分析法で分析されたならば、データは信頼できると、最新のレポートで宣言しています(U.S.E.P.A. 600/4-79-049)。
一方、毛髪は、シャンプー、漂白剤、染料、そしてカールやストレート処理などの外来のミネラルによる汚染が起きやすくなっています。それ故、毛髪中のミネラルのレポートを解釈する最初のステップは、外からの汚染を除外診断することです。
毛髪検査によって、生理的なミネラルの過剰、欠乏、不良分布を有効で安価にスクリーニング出来ます。必須ミネラルの機能を検査するのに毛髪検査のみに依存してはいけません。必ず患者様の症状やその他の臨床検査と併用してください。ドクターズデータ社は、Hair Toxic and Essential Elements profileと有害ミネラルに関する情報を拡充したHair Toxic Element Exposure profileを提供しています。
- 有害金属・ミネラル検査
- ●尿検査:Urine
- Urine Toxic Essential Elements
- Urine Toxic Metals
- Urine Essential Elements
- Urine Mercury
- Fecal Metals
- ●毛髪検査:Hair Elements
- Hair Elements
- ●血液検査:Blood Elements
- Red Blood Cell (RBC) Elements
- Comprehensive Blood Elements
- Whole Blood Elements
- Serum Elements
- 解毒・環境公害因子暴露検査
- 栄養素検査
- 腸内環境検査
- 循環器機能検査
- 内分泌・神経生体アミン検査
- アレルギーと免疫検査